店舗設計で大切なポイント

店舗経営を成功させる秘訣は、商品やサービスはもとより、店舗設計の内容が重要であると私共は考えています。ここではこれまでの経験を踏まえて、店舗設計における重要なポイントをご紹介いたします。

同業種の事例を調査して分析する

店舗設計ではオリジナリティも大変重要な要素となりますが、それだけでは大変リスクの高い計画となってしまう可能性があります。「カリスマ的なオーナーが直感を頼りに繁盛店を展開していく」といったこともあるとは思いますが、一方でそういったアイデアが他と比べてどれくらいの優位性があるのかということを知ることも重要です。

また、店舗設計の世界では、デザインは消費されていくものでもあります。10年経てば、需要は大きく変化してしまい価値を失ってしまうものもあるのです。どういった店舗設計やデザインが長い期間、顧客に受け入れられているか、その逆となってしまっているものはどういうものなのか。一見、当たり前とも思われるこれらの作業ですが、実際には十分に行われているケースは少ないと言わざるを得ません。

コンセプトを明確にする

店舗設計は、細部に至るまでお客様に喜んで頂けるように計画しなければなりませんが、そのためには店づくりのコンセプトを明確にする必要があります。コンセプトを明確にすることで、各部の寸法や家具選び、店内の照明の明るさに至るまで、一貫性のあるデザインとすることが出来ます。

場当たり的にデザインされたお店はどこか統一感がなく、お客様の印象にも残りづらい店舗となります。店舗設計でお悩みの方は、まずコンセプトやお客様のニーズを整理し、それに基づいた理想の店舗設計を行うことをおすすめいたします。

間取りで、お店の印象の約6割が決定してしまう事実

デザインと聞くと、何か表面的な「お化粧」のように感じる方も少なくないと思います。特に店舗設計では、色見や家具、照明などがデザインであると考えられていると思いますが、骨格となる間取りが適切でなければ、いくら「お化粧」をしてもなかなか雰囲気が出ないお店になってしまいます。

例えば、高級店では、十分なスペースが必要ですし、大衆店であれば狭いくらいの「賑やかさ」が重要な演出となります。その他にも、音や視線、裏動線の充実など、きりがありませんが、間取りの時点で解決しなければならないことはとても多いのです。これらのことを網羅した店舗設計を行うには、やはり専門的な知識と経験を持った設計事務所に計画を依頼するのがベストであると、ナチュラルデザインは考えております。

機能や設備を重視する

お客様へ適切なサービスを行う上では、バックスペースの充実や、機能を満たした店舗設計が必要になってきます。例えば料理店の店舗設計では、きちんとした排気計画が行われずに、コンロからの煙が客席へ逆流してしまうなどの弊害が起こっていることも少なくありません。こういう状況では、顧客を満足させるどころかクレームの対象となってしまう恐れもあるので、専門的な知識と経験をもとにした店舗設計が必要であると言えます。

出店を考える際、外内装のデザインを重視される方も多いかと思いますが、デザインだけにこだわるのではなく、性能や機能も重視した造りであれば、顧客満足度の向上にも繋がります。専門的な知識と豊富な経験を有し、お客様のこだわりを実現できる設計事務所のナチュラルデザインであれば、デザインと機能性、利便性を併せ持つ店舗づくりのパートナーとなることが可能です。

豊島区にあるナチュラルデザインは住宅設計だけでなく、店舗設計にも対応している設計事務所です。
新築だけでなくリノベーションにも対応しておりますので、デザインのことから見積もりまでお気軽にご相談ください。