自然素材の住宅のお手入れ

自然素材の住宅はデザインで癒され、シックハウス症候群にもなりにくいことから人気があり、多くの設計事務所が提案しています。しかし、居住後のお手入れが難しそうと、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。実は簡単なお手入れで、味のある住宅になるのです。

普段のお手入れ

普段のお手入れは掃除機やほうき、ペーパーモップなどを使って埃を取るだけで構いません。時々、固く絞った雑巾で拭いたり、乾拭きしたりすると良いでしょう。冬場に拭き掃除をするのであれば、水分量をある程度雑巾に含めておくことで部屋の乾燥を防げます。

小さなヘコミやキズのお手入れ

自然素材は柔らかいので、どうしてもヘコミやキズが出てきます。これらは繊維が水分を失っている状態であり、湿った布や雑巾をあてて、その上からアイロンをかければ、繊維に水分を吸収させて膨らませることが可能です。膨らむことでヘコミやキズが目立たなくなるので、特別な道具を使う必要もありません。

大きなヘコミやキズのお手入れ

大きなヘコミやキズが出来たら、数字が240以上のサンドペーパーをかけて表面を整えていけば目立たなくなります。仕上がりを綺麗にしたいなら、サンドペーパーの数字を徐々に上げてかけましょう。その後は艶を戻すためにワックスや塗料を塗れば完成です。なお、手や足が触れる場所、水が付着しやすい場所は塗装が剥げやすいので、1年に1回は再塗装するのをおすすめします。

自然素材のお手入れは、一般素材と比べても難しくありません。これから住宅の購入をお考えの方は、選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか。
東京にあるナチュラルデザインは、自然素材の住宅を推奨する設計事務所です。私たちの事務所はデザインにこだわるだけでなく、機能性と使いやすさを追求しています。また、「わび」「さび」や畳などの和を基調とした和風建築の設計も行っているので、興味がある方は気軽にご相談ください。